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講座詳細情報

申し込み締切日:2010-09-13 / 日本史:芸術

私流に育った日本美術史の概説

主催:佛教大学佛教大学四条センター(京都府)]
問合せ先:四条センター TEL:075-231-8004
開催日
7/12、8/9、9/13(月)
講座回数
全12回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
なし
受講料
1,000円
定員
各150
その他
各1回1000円
補足
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講座詳細

■概要:
この60余年の間に、多くの先学から教えをいただきながら、造形美の世界を歩んできました。作品の美的価値を中核に据え、人間の心の歴史に想いを寄せる学問の始まりは、大学へ入学した直後、衝撃的に私たちを襲いました。先生自身が名づけられた「様式の美学」なる研究の方法を、整然とした語り口で説いたのは、着任間もない主任教授の矢崎美盛先生でした。学生たちは毎回全身まるごと持っていかれるような思いで受講しました。そこには西欧で始まった芸術学が見事に消化吸収されて横たわっていました。私が美術史への第一歩を踏み出したのはこの体験が元となっています。

■夏期の講座内容:
7月12日(月) 井上 正「 飛鳥文様の一系列」『美術史』24、昭和32年
大学の卒業論文として「飛鳥文様の源流」を提出したが、活字にしても宜しいとのお許しが出たのは、全体の三分の一ほどであった。吉川逸治先生の克明な手が入って全体がフランス風となり、加えて米沢嘉圃先生が“大ナタ”を振られて、私の処女論文「飛鳥文様の一系列」が生まれた。

8月 9日(月) 米沢 嘉圃「 白描画から水墨画への展開̶中国の場合
『水墨美術体系』第一巻講談社 1975 井上 正
「法華寺十一面観音立像と呉道玄様」『学叢』9、昭和62年
中国美術史の米沢嘉圃(よしお)先生の名講義による呉道子論は、もっぱら絵画史の現象として説かれたが、私はこれを彫刻史の世界に応用した。それは法華寺十一面観音立像の̶髪を靡かせ、天衣を吹き上がらせる̶不可思議な“霊風”によって表された、観音の神威の表現である。

9月13日(月) 日本美術史を支える諸元①気
こうして日本彫刻史の中で、呉道玄の風動表現に気付くようになった。神仏の示す発意、その動勢のチャンスを如何にして彫刻で表すか。この問題は、仏教美術のなかに根付いた中国の民族思想である“氣”を、自然物に籠める呉道玄様によって見事に昇華した。絵画よりも彫刻に花を咲かせた、と偽言してしまうほどの作例が遺されている。

秋期
10月18日 日本美術史を支える諸元②風動表現
11月 8日 日本美術史を支える諸元③檀木と霊木
12月20日 日本美術史を支える諸元④霊木から出現する仏

備考

※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・事前申込は不要です。各回、当日開始60分前より受講申込を受付いたします
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください

講師陣

名前
井上正
肩書き
京都国立博物館名誉館員
プロフィール
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講師陣の著書 (アマゾンWEBサービスを利用しております。)※一部一致しない場合がございます

7‐9世紀の美術 伝来と開花 (岩波 日本美術の流れ)
井上 正 (著)
価格: ¥ 1,937(税込)
出版社:岩波書店(1991-12)
経営学の基本が3時間でわかる本―経営の基本を見つめ直す (ASUKA BUSINESS)
井上 正 (著)
手塚 公登 (著)
価格: ¥ 1,529(税込)
出版社:明日香出版社(1995-09)

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