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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-03-12 / その他教養:芸術 / 学内講座コード:06

何故、仏は表わされるのか? 表象の“力”

主催:佛教大学佛教大学四条センター(京都府)]
問合せ先:四条センター TEL:075-231-8004
開催日
1月15日(月)~3月12日(月)
講座回数
全12回
時間
13:00~14:30
講座区分
通年 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
150
その他
各1回1000円
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 私たちのまわりには、寺院、仏画、仏像、経典、法具など仏教美術と総称さ れる視覚表象が多数存在しています。仏教が広く深く根付いた日本におい て、これらの仏教をとりまくイメージ(視覚表象)は、ア・プリオリ(a priori)、 自明のものとして受け入れられています。しかし、そもそも何故、このように 多様なイメージでもって“仏”は表わされる必要があったのでしょうか?宗祖・ ゴータマ・シッダールタのイメージから始まるとされる仏と、それをとりまく 無限とも思えるヴィジョン。インド、中央アジア、東南アジア、中国、朝鮮半島、 日本と、仏教が根付いた地域と時代によって、問いに対する答えは異なるの でしょうか?今年度の仏教絵画の講座は、仏教美術に関わるこの根本的で、 胸躍る蠱惑的な問いを受講生の皆さんと一緒に探求していきたいと思って います。

■冬期の講座内容
1月15日(月) 呼び起される聖性 ―一遍聖絵に観る身体と自然― 
 今から800年前の鎌倉時代、日本全国の聖地を経めぐりながら、ひた すらに阿弥陀の教えを説き続けた一人の僧侶がいました。その名は一遍。彼の全国行脚の様は、彼を良く知る智・情に富む縁者と最高の絵師 によって、崇高な価値を持つ12巻の絵巻に仕立てられました。そこには、感覚と直結したリアルな筆致で、聖性に満ちた自然と強烈な意志を もった一人の人間の“熱”が記録されています。10回目の講座は、身体と自然をめぐる聖性の物語です。

2月5日(月) 感覚と理性の比類なき統合 ―青不動の奇跡―
 朱、丹、墨、白、ほの暗く静かな画面の内にあり、まるで生きているように 燃え上がる炎。その前に確かな存在感を抱え、鎮座するダークブルーの身 色を持つ“力”の象徴。京都・粟田口、青蓮院に伝来した不動画の至宝・不動 明王二童子画像、通称“青不動”。今から一千年の昔、この世に産み落とさ れたこの絵画は、今なお観るものを一瞬にしてその場にしばりつける“呪力” を静かに放ち続けています。11回目の講座では、信じ難いほどの聖性と芸 術性を具有する青不動の魅力についてあますところなく語ります。

3月12日(月) 釈迦は死んだのか? ―涅槃図の位相― 
 虚空に浮かぶ月、たちのぼる雲気、色を失う沙羅双樹...静かに別の世 界へ移行しようとする聖なる存在をとりまく、三界の苦海に生きる有情たち。全ての仏教者にとっての理想郷、苦と迷いの炎が消失した世界・涅槃。 今から2500年前に生きた偉大な生命・ゴータマ・シッダールダ・釈尊は、 世に充ちる“苦”の実相を見極め、そこから逃れる術を自らの“人”としての 命尽きるまで説き続け、涅槃に入りました。釈迦が涅槃に移る瞬間を描い た涅槃図は、仏教において時空を超えて最も流布し、生産されたイマージュです。今年度最後の講座では、聖画・涅槃図に秘められた仏教の核心に迫ります。

備考

※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。

※開講当日の申し込みです(臨地ゼミナールなど一部の講座は除きます)。

※受講申込の受付は講座開始の60分前(10:00開始の講座は30分前)から開始します。

※申込者が講堂(会場)の収容人員を超過した場合は、その時点で申込受付を終了させていただきます。

講師陣

名前 川野 憲一 (かわの のりかず)
肩書き 神戸市立博物館学芸員
プロフィール

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