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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-03-02 / その他教養 / 学内講座コード:04

仏教絵画とその周縁 ―聖なるものの媒介者―

主催:佛教大学佛教大学四条センター(京都府)]
問合せ先:四条センター TEL:075-231-8004
開催日
10月7日(月)、11月11日(月)、12月2日(月)、
1月20日(月)、2月10日(月)、3月2日(月)
講座回数
全12回
時間
13:00~14:30
講座区分
通年 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
150
その他
各1回1000円
補足

講座詳細

 仏教絵画とは言うまでもなく、“仏教”に関係する内容を“絵画”という表現手段をもちいて視覚化したものの総称です。釈迦入滅後、500年ほどを経た紀元前後から制作されるようになったと考えられる仏教絵画は、時代や仏教が伝播た地域の思想や美意識を反映させながら、実に多様な展開を遂げました。いずれも共通しているのは、“聖なるもの”を現世に生きる我々に実感させようという役割でしょうか。本講座では、日本に伝来している作例を中心に、仏教絵画とその周縁(彫刻、工芸など)の多様な世界を皆さんと一緒に探っていこうと思っています。各講座にキーワードを一つずつ設定してみました。

■後期の講座内容
10 月 7 日(月)平等院鳳凰堂の時空
 緑豊かな丘陵の間を流れる宇治川。穏やかな自然が息づく宇治の地は、古来、貴種が心身の調和を回復するための癒しの地でした。この地に、およそ一千年の永きにわたり、特別な空間を維持し続けている聖地・平等院鳳凰堂があります。現世と浄土の狭間に位置する、この聖空間について改めて考えてみたいと思います。

11 月11日(月)永遠の赤釈迦
 京都・高雄に位置する真言宗の名刹・神護寺。最澄、空海も愛したこの寺院に、赤釈迦と称される、美しいみほとけの絵が伝わっています。幻想的な宝相華唐草を背に静かにたたずむその姿には、12世紀の日本人の美意識がありありと感じられます。時が静止したような空間にたたずむ仏の姿を、同時代の名作絵画とともに鑑賞します。

12 月 2 日(月)神戸の中世仏画Ⅰ 儀礼とともに
 幕末の開港以降、流れ込んだ西洋文化によって、異国情緒あふれる街としてのイメージが定着している神戸。しかし、現在市域を形成する多様な成り立ちを持つ地域には、当然のことですが、近代以前にさかのぼる豊かな歴史が息づいています。神戸に伝来する個性豊かな中世絵画を通して、中世神戸の儀礼空間に迫ります。

1 月20日(月)神戸の中世絵画Ⅱ 海を越えてもたらされた美
 瀬戸内航路の要衝にして、大輪田泊を要する神戸の地には、古来、海を越えて異国の美が間断なくもたらされてきました。仏教絵画の中にも、他に類例が少ない、独特のエキゾチシズムを感じさせるものが数多く伝来しています。紹介されることの少ない、これらの絵画を通して中世・神戸の美意識を共に感じましょう。

2 月10日(月)仏の住処
 仏はいったいどこにいらっしゃるのでしょう?はるか西方浄土の世界か。それとも海の彼方、美しい珊瑚が自生する海に囲まれた南の海か。はたまた、時空のことなる異空間にいらっしゃるのでしょうか?説かれる経典や、人々の求めに応じてその答えは様々です。住処をてがかりに、仏の存在について考えてみたいと思います。

3 月 2 日(月)涅槃図の日本
 仏教の開祖・釈尊が、仏教の最終目的である“苦”から離脱した瞬間を描く涅槃図。インドに始まる2000年に及ぶ視覚化の歴史を持つこのモティーフは、実は日本において最もヴァラエティ豊かに展開しました。何故、日本には、多種多様な涅槃図が存在するのでしょうか。基層信仰との関わりの中にその答えを探してみたいと思います。

備考

※講師のやむをえない事情、天災や天候の激変、その他突発的な事情により、講座開講の日時・講座の内容等を変更または休講する場合があります。その場合、ホームページに掲載します。

※開講当日の申し込みです(臨地ゼミナールなど一部の講座は除きます)。

※受講申込の受付は講座開始の60分前(10:00開始の講座は30分前)から開始します。

※申込者が講堂(会場)の収容人員を超過した場合は、その時点で申込受付を終了させていただきます。

講師陣

名前 川野 憲一
肩書き 神戸市立博物館学芸員
プロフィール

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