検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2023-06-12 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:APー23007ーA

京都歴史散策ー一条を歩くー【校外・対面講座】

主催:龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)龍谷大学 校外(京都府)]
問合せ先:龍谷大学 龍谷エクステンションセンター TEL:075-645-7892
開催日
2023年6月15日(木)
講座回数
1
時間
13:00~17:00
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
8,360円
定員
40
補足
講座を申し込む

講座詳細

一条通を烏丸から西大路まで歩きます。一条通はもとは平安京の北限の大路で、巾は30mほどありました。全長4.5kmほどあり、中央部1/4は平安宮の北限にあたります。中世には一条通り周辺をふくめ北側に上京の街が形成されました。また平安宮は中世には廃頽し、内野と呼ばれる野となり、1391年の明徳の乱では主戦場となりました。
 今回はこの一条通を歩き、文化財の見学を通して、平安京・平安宮・聚楽第のありかたや西陣の成立などを含め、地域の歴史を考えます。

【見学予定地】
■清和院
 真言宗智山派。清和天皇の後院を移したものとされ、15世紀には「清和院地蔵堂」と呼ばれる。地蔵菩薩立像は清和天皇を模した玉体地蔵とされる。14世紀造立と推定される。

■大将軍八神社
 平安宮の西北隅外にあたり、宮城四隅で行われた道饗祭の祭場の一つと考えられる。大将軍とは将軍の姿をした太白精で、方位厄災を解除する神。13世紀には京に3箇所祀られていた。中世には祇園感神院の末寺であった。80躯ほどつたわる神像群は10~13世紀ごろの造立と推定される。

■成願寺
 浄土宗。天正五年(1577)、良雲の創建とされる。本尊阿弥陀如来坐像と脇陣の阿弥陀如来坐像はともに定朝様をみせる。また長宝堂の本尊十一面観音立像は一木造で古様を見せ、10世紀造立と推定される。など

講師陣

名前 松波 宏隆
肩書き 元龍谷大学非常勤講師
プロフィール 龍谷大学文学研究科修了。主要論著に、「高句麗山城城壁の女墻後接方孔(柱洞)の構造と機能」(徐光輝編『東北アジア古代文化論叢』)、「『日本書紀』に登場しない百済二王ー毘有王・武王をめぐってー」(松倉文比古編『続日本古代の社会と宗教』)など。
講座を申し込む

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© 2017 Second Academy Co.,Ltd All rights reserved.